
アンティーク風な豆本の作り方はどうやっているの?と尋ねられたので、メモ代わりに書いてみました。
本文の作り方は普通の豆本と同じですが、これは紙をビンテージ加工してから製本します。タネを明かせば、笑っちゃうほど簡単なので、是非試してみてください!
見返し用に白紙のページを2枚分余分に作るのを忘れないように。見返しも同じアンティーク加工をしたほうが雰囲気が出ますよ。
「古ぼけた豆本の作り方」
<材料>
・豆本の版下(綴じてないもの)
・コーヒー
・ペーパータオル
・インスタントコーヒー(粒子細かめ)
・オーブン
・オーブン用シリコンペーパー
<作り方>
1 普通のコピー用紙に出力した版下を、切り取って折る(版下は必ず耐水性のインクで)
2 手で軽く皺くちゃにする(よく言えば羊皮紙のような、悪く言えばごわついた仕上がりになります)

3 その後、濃い目のコーヒーに紙を一枚ずつ浸す
4 オーブン用のシリコンペーパーを敷いた天板の上に紙を並べて、余分な水分は上からキッチンペーパーで押さえてふき取る

5 インスタントコーヒーの粉を指につけて、紙の端だけにぽちぽちと軽く乗せます。また水分をキッチンペーパーでふき取る

6 100度に予熱したのオーブンで5〜10分程度焼く

7 紙が乾いたらOK焼きすぎにはご注意
8 焼けた紙をアイロンでプレスして平らにする

紙を皺くちゃにせずに、薄めのコーヒー液で、コーヒーの粉をつけずに作ると、あっさりした普通の古本のような仕上がりに。お好みの加減でどうぞ。
(↓こちらのページはコーヒー液に漬けただけのもの。紙は皺にしてあります)


紙の裏面にコーヒー液が溜まっているとしみのようなムラが出来るので、しっかり目に水分は取り除きましょう。染みが出来てもそれはそれでよい味になります。
浸すコーヒーはドリップ、エスプレッソ、インスタントと、いろいろ試しましたが、濃さが簡単に調節できるインスタントがベストでした。
後は普通の豆本を作る要領で、できたページを、また順番に並べて糸で綴じます。(普通の豆本の作り方を参照に)。切り口をヤスリで整える作業は省略してください。
ものの10分程度で、300年前ぐらいの時を経たような古文書風の趣のある豆本が出来上がります。
ちなみに…出来上がった本はしばらくの間、コーヒーくさいので覚悟してください!しばらくすると臭いはおちますからご安心を。